本文へ

馬込文士村 空想演劇祭2022

作品情報

作家や詩人や芸術家など、数多くの文化人が移り住んだ馬込文士村には、女流作家も複数居住していました。彼女らと文化人の妻たちの交流は当時としてはめずらしく、文士村の特色の一つとなっています。

2022年度リーフレットはコチラPDF

演劇
劇団 山の手事情社『千代と青児』

作家・宇野千代と画家・東郷青児は、出会ったその日に同棲を始める。実は一見スキャンダラスなその遭遇には、それぞれ表に出せぬ事情があった。しかしやがて二人の関係は熟成していく。

原作
宇野千代
構成・演出
安田雅弘
出演
越谷真美、山本芳郎、川村 岳、中川佐織
衣裳
選曲
鹿沼玲奈
カメラ
鈴木正実
音声
土方裕雄
撮影会場
ニューエイト
  • 劇団 山の手事情社『千代と青児』の写真1
  • 劇団 山の手事情社『千代と青児』の写真2
  • 劇団 山の手事情社『千代と青児』の写真3
  • 劇団 山の手事情社『千代と青児』の写真4
停止 再生

劇団 山の手事情社別ウィンドウ

演劇
日本のラジオ『花物語ごっこ』

少女小説の大家 吉屋信子のデビュー作『花物語』の第一話「鈴蘭」を題材に、女学生たちの交流を描いた作品。誰しもの心の中にある少女性を、その不思議な世界観で表現。

原作
吉屋信子
構成・演出
屋代秀樹
出演
沈 ゆうこ(日本のラジオ)、館山サリ、中村ナツ子
衣裳(女学生制服)
えいり(ネバアランド)
カメラ
鈴木正実
音声
遠藤 悟、土方裕雄
人形提供
人形作家・関口直子
撮影会場・協力
建築家・山口文象自邸「クロスクラブ」
  • 日本のラジオ『花物語ごっこ』1
  • 日本のラジオ『花物語ごっこ』2
  • 日本のラジオ『花物語ごっこ』3
  • 日本のラジオ『花物語ごっこ』4
停止 再生

日本のラジオ別ウィンドウ

[無料公開中!]スタンダップコメディ 清水 宏『馬込の文士2022』

2022年度は、吉屋信子と宇野千代の二人を取り上げます。女流作家として一時代を築いた二人は、実は仲良しだったそうです。その人物像を肩ひじ張った内容ではなく、鋭く本質をとらえつつも爆笑させる、冴えわたるトークです。

OTAアート・プロジェクト「馬込文士村演劇祭シリーズ」別ウィンドウ

出演・脚本 清水 宏
構成・演出 安田雅弘
照明 田中稔彦
衣裳
カメラ 鈴木正実
撮影会場 大田文化の森 多目的室

清水 宏別ウィンドウ

原作者情報

宇野千代

山口県生。懸賞小説「脂粉の顔」が入選したのをきっかけに、作家として活躍。また、スタイル社を初創立、日本のお洒落雑誌『スタイル』を発行する。ただし活動の重点は作家業に置き、「色ざんげ」、「おはん」などの作品を発表した。

大田区在住期間

大正12年(1923)/26歳のころ~昭和21年(1946)/49歳のころ

吉屋信子

新潟県生。20歳の時、雑誌 「少女画報」に連載された『花物語』の連載が人気を博す。その後、大阪朝日新聞の懸賞に「地の果まで」が入選し、本格的に文壇デビュー。「徳川の夫人たち」などの歴史小説でも知られている。

大田区在住期間

大正10年(1921)/25歳のころ、大正14年(1925)/29歳のころ

スタッフ情報

撮影

映像ディレクター・編集 米本直樹
撮影監督 鈴木正実

全体進行

統括 小笠原くみこ
アシスタント 福冨はつみ、河合達也、鹿沼玲奈

広報宣伝

イラスト 光嶋フーパイ
リーフレットデザイン 明里笑店LLC.
facebook